もうすっかり春になりましたね♪
紫外線が強くなるこの季節。皆さん肌のUVケアはしっかりしていても、髪の毛のUVケアは意外と忘れがちです。
しかし!実は髪の毛や頭皮こそ紫外線をたくさん浴びているので、ケアが必要です。
《紫外線が与える髪への影響》
髪は18種類のアミノ酸が結合し合う事で形作られています。
紫外線は、このアミノ酸同士の結びつきを切断して髪を弱くし、キューティクルも破壊するので栄養も流れ出やすくなってしまいます。
その結果、
1 髪にハリコシが無くなり、乾燥やパサつきが起こる
2 枝毛、切れ毛が増える、
3 つやがなくなる
といった悪影響があります。
髪は肌と違い修復・再生する能力がないので、紫外線からダメージを受けた髪は元に戻る事はありません。
綺麗な髪を維持する為には、肌はもちろん髪に対しても紫外線の対策をしっかりと行いましょう。
紫外線に弱いヘアカラー後の髪への影響
《ヘアカラーをおこなった髪に対する影響》
1 紫外線から守る力の低下
ヘアカラーの仕組みは、髪の中のメラニン色素を分解し、脱色した所に染料を入れて発色させています。
実はこのメラニン色素は紫外線を吸収する能力があり、紫外線による影響を弱めて髪や頭皮を守る役目を持っています。
しかし、ヘアカラーをしている髪はこのメラニン色素が少ない為、髪が本来持っている紫外線からの防御機能が低下している状態に
なってしまっています。
2 ヘアカラーの褪色
ヘアカラーを行った髪の内部には色素が入っていますが、この色素が紫外線による髪のダメージによって、
傷んだ部分から流出してしまい褪色の原因になります。
さらに色素そのものが紫外線によって変化したり分解されてしまう事もあります。
紫外線を受けるとヘアカラーの持ちが悪くなったり発色が悪くなったりする事があるのはこのような理由があります。
以上のように、髪の毛を紫外線から守ることは、キレイでつやのある髪の毛を守るうえでとても大切になってきます。
特にヘアカラーをされている方は、光沢感のないパさついた髪の毛になる前に、ヘアカラー向けのアフターケアを
しっかりと行い健康な髪に近づける必要があります。そうする事で、ヘアカラーの綺麗な発色を長持ちさせて、
健康で自然な輝きを持ったカラーヘアを維持する事が出来ます。
《おすすめヘアケア》
・サロントリートメント
カラー後にコーティングしてくれるサロントリートメントをするのがおすすめです。
美容成分が入っているので、毛髪強度を強くして切れ毛、枝毛を防いでくれます。
UVフィルターのコーティング剤も配合されているので、つやと美しい髪色をキープしてくれます。
・UVスプレー
お出かけ前、お出かけ中にさっとケアできるスプレーが便利です。
これも美容液成分と紫外線カット成分が配合されているので、
手触りとカラーのつやと色持ちを守ってくれます。
頭皮の日焼けも防ぐことができるので、おすすめです。
今から紫外線対策をしてきれいに夏を乗り切りましょう。